いじめ(PART@)

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= いじめ体験 =


小学校時代(その1)


私は、父の仕事の都合で転校する事となりました。
家族で引越しをして 私はその時、小学校3年生(二学期が終了した頃)でした。
転校してからの小学3年生のクラスで、言葉(方言)にはビックリしたものです。

いじめ にあったのは、小学4年生になってから。
それも、先生からのイジメ。。。。

3年生でのクラスは 転校して 1学期間しかなかった為、せっかく仲良くなれた
友達ともクラスが別れてしまって、不安で一杯でした。

4年生になってからの担任の先生は、女の先生(母親よりも かなりの年上)でした。
この先生は、初日から生徒の 『ヒイキ』 が激しく、気に入った子には
ニコニコと話掛けたりしていたのです。

「人の話を聞く時は、相手の目を見て話を聞く」 っていうのは、
小さい頃から身に付いていたので、先生の話を聞く時は、先生の目を見て
話を聞いていました。
すると、先生は 私に 「何でそんなに怖い目で見るんだ!」と叱るのです。
私は怖くなって、先生から目をそらしました。
すると 今度は 「なんで 話をする人の目を見ないんだ!」と また、叱ります。
その繰り返しで。。。。
それが、その先生から私への 『いじめ』 の前兆だったように思います。

これが はじまりだったので、この先 いろいろな事態が私を襲ってきます。



いじめ 小学校時代 (その2)



その後、私は 毎日 学校へ行くのが憂鬱でした。
仮病をつかって ズル休みをした事も 何回もあります。
先生は、教室で自分の気に入った子(PTA役員の子など)には、
とても優しく接していました。 それは、誰が見ても判ります。

ある日の事、何の話から 遊園地にあるジェットコースターの話になったかは
記憶にありませんが、先生が その話をしていて 私の席の近くに寄って来たのです。
先生は、こんな話をしました。
「髪の長い女の子がジェットコースターに乗って、機械に髪の毛がからまり
その子がジェットコースターに振り回された事故があった」 と。
当時、私は髪が長く 二つに分けて三つ編み(おさげ)をしていました。
すると 先生は、その話をしながら 私の髪を握り 椅子から引きずりおろし、
「こんなに髪を伸ばしていると、その子みたいに いつか髪が機械にからまって
むしり取られるぞ、こうやって」 と言いながら、私の髪を持ちながら
振り回したのです。とても痛かった。。。 頭も心も。

後日から、私は 三つ編みをしたあと 髪の先を生え際に結びつけて
三つ編みした後、輪を作った状態の髪型をして 登校した覚えがあります。
その後は、髪を持たれて振り回される事は ありませんでしたが・・・

私が 両親にその事を話さない訳がありません。
親に話せば、親はカンカンに怒って 学校へ連絡しますよね?
すると 後日、先生は 私をみんなの前に立たせ
「なんで 親に ちくるんだ!」 と何度言われた事か・・・。
担任の先生に言っても、校長先生へ言っても その状態から
抜け出す事は出来なかったのです。



いじめ 小学校時代 (その3)



担任の先生に髪を握られ、振り回された いじめ に続いて起きた出来事は、
遠足の後の出来事だったと思います。


小学校時代の遠足って、普通は楽しいものですよね?
けど、私にしたら 最悪な1日でした。
遠足当日は、母に作ってもらった お弁当をリュックに入れて出掛けました。
私は、小さい頃から車に弱く、特に 観光バスには すぐに酔ってしまう体質でした。
その遠足でも、山道が多く バスに酔ってしまったのです。
バスガイドさんには、大変お世話になりました。
バスに酔ってしまった事もあり、遠足は 体調不良のまま過ぎました。

さて、大変な思いをしたのは その後です。
遠足の次の日は、学校が休みで 遠足が終わって登校したのは2日後でした。
朝のHRの時間から、先生は 私をみんなの前に立たせて こう言いました。
「遠足の日、お前がゲロ吐いて 先生は恥ずかしかったが〜。
バスガイドさんに迷惑かけて、自分では何もしないで!」 と。
すると、先生は 調理台(給食の時に使う台)の引き出しから
遠足の前の日(その日から3日前)に給食で残ったカレー
(ビニール袋に入ったもの)を取り出し、私の顔や体にピチョピチョ当ててきました。
そのうち、その袋が破れて カレーが飛び散り、もちろん 私の顔や
口の中や体に 降りかかってきました。
袋から すべてのカレーが飛び散った頃、先生は廊下へ出て、戻って来たかと
思うと、先生の手にはトイレットペーパーが。
すると 先生は 「これは、お前のゲロだ。あの時にバスガイドさんに
やらせた事を 今、自分でやりなさい」 と トイレットペーパーを私に投げ付けてきたのです。
私は、先生の言われた通りに 渡されたトイレットペーパーで
自分にかかったカレーをふき取りました。
先生は、黙って 私をジッと見ていました。

その後、先生は みんなの前で、
「こんな子の 友達って おるのか? おったら手を挙げてみなさい」
と クラスのみんなに問いました。
私は、恐る恐る みんなの方を見ると、誰も手を挙げていなかった光景を
今でもハッキリ覚えています。
その後に、先生は 何か話していましたが、誰の声も私の耳には
入ってきませんでしたね。

HRが終わって、休み時間。 数人の子が私の席に寄ってきて
「ごめんね、怖くて手を挙げる事が出来なかった。だけど、
友達だからね」 って。 その言葉は、とても嬉しかったです。
みんなが手を挙げたくても挙げる亊が出来なかった事は、
私が もし 逆の立場でも 手を挙げる亊は 出来なかったと思います。
手を挙げていたら、その子も また いじめ のターゲットになってしまうから。



主立った出来事は (その1) 〜 (その3) でお話した3つです。
些細な いじめ を挙げたら きりがありません。

その後、担任の先生は どうしたかって?
先生は 他の小学校へ赴任していきました。
赴任した学校で あの先生は どのような教師生活を送って
いたかを考えると ゾッとします。

私は、社会人になった今も 小学校時代の いじめ がトラウマとなって
「人は 私を嫌っている」 と 基本的に考えてしまうのです。
クラスメイトの前で、先生が言った言葉
「この子を友達だと思う人は手を挙げなさい」
誰1人 手を挙げなかった事。
実際には、後で 「手を挙げなかったけど、友達だよ」と
言われたにしても、 あの時の光景が 忘れられません。

今も、どこかで 誰かに いじめ にあっている人。必ずいるはずです。
子供を教育する 『教師』 が、 教え子に このような扱いをしてもいいのでしょうかね?
今の時代では 考えられない事ですが・・・・。

終わり。


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